オフィシャルブログ

solareNEWS~「菊とひまわりが、お客様の笑顔になるまで」~

みなさんこんにちは!

株式会社solare、更新担当の中西です!

 

 

~「菊とひまわりが、お客様の笑顔になるまで」~

 

 

1. 収穫のタイミングは“半歩早く”⏳

まずは、収穫のタイミング。

  • 菊:花びらが開き始め、花の形がはっきり見え始めた頃

  • ひまわり:中心部(ディスク)がしっかりしていて、外側の花びらがきれいに開いた頃

が、一つの目安です。

しかし、ここで大事なのが、
**「今きれい」ではなく「お客様の手に届く頃にきれい」**であること。

市場までトラックで運ばれ、
セリや取引を経て卸・花屋さんの冷蔵庫へ。
そこから花束やアレンジメントになり、
お客様の元へ届くまでに、どうしても数日間のタイムラグが生まれます。

だから私たちは、

「今日の気温と輸送時間を考えると、このくらいの固さで切ろう」

と、毎日コンディションを見ながら判断しています👀


2. 収穫後すぐに行う“水揚げ”の大切さ💧

収穫したての花は、人間でいえば「スポーツの試合直後」のような状態。
エネルギーを使い切って、少し疲れているんです💦

そこで欠かせないのが、水揚げ(吸水作業)

  • すぐに茎を斜めにカットして、新しい切り口をつくる✂️

  • きれいな水にしっかりつけて、花が十分に水分を吸いやすい状態にする💧

  • 必要に応じて、専用の切り花栄養剤や殺菌剤を使う

などして、輸送に耐えられる体力をつけてもらうイメージでケアをします。

この水揚げを丁寧に行うかどうかで、

  • お店に並んでからの日持ち

  • 花びらのシャキッと感

  • 萎れやすさ

が大きく変わってきます。
ここは「プロとして一番気を遣う部分」と言っても過言ではありません🔥


3. 選別・束ね作業は、目と手の勝負👀✋

水揚げを経て落ち着いたら、
次は選別(選花)と束ね作業です。

✔ 規格ごとの選別

  • 長さ(◯cm以上など)

  • 茎の太さ

  • 花の大きさ・咲き具合

  • 病害虫や傷の有無

などを見ながら、一本一本チェックしていきます。

菊もひまわりも、同じ畑・ハウスから採れたものでも、一本ごとに個性があります。
その中から、「市場規格に合う花」「高品質として出せる花」を見極めるのが、私たちの目利きの仕事です👀✨

✔ 束ね作業で“商品”になる

選別した花は、5本・10本など決められた本数ごとに束ねます。

  • 花の向き

  • 長さの揃え方

  • 茎の重なり

を意識しながら束ねていくと、
一本一本の花が、「商品」としての顔を持ちはじめます

ここで雑に扱ってしまうと、

  • 茎が折れる

  • 花びらが傷つく

  • 見た目が不揃いで扱いにくい

といったことが起こり、
市場や花屋さんにとっても扱いにくい商品になってしまいます💦

だからこそ、スピードと丁寧さの両立が求められる、緊張感のある工程です。


4. 梱包・箱詰めは“長旅の準備”📦🚚

束ねた花は、いよいよ箱詰めです。
ここでは、

  • 箱のサイズ

  • 段ボールの強度

  • 中で花が動かないようにする工夫

などがポイントになります。

箱の中で花がガタガタ動いてしまうと、
到着したときには花びらが傷だらけ…なんてことにもなりかねません😢

そこで、

  • 茎の太さ・長さにあわせて束の本数を調整する

  • クッション材や新聞紙などで隙間を埋める

  • 詰め込みすぎず、スカスカにもならない“ちょうどいい”状態を目指す

といった細かな工夫をしています。

私たちから見れば、箱は**「花のための小さな部屋」**。
長旅でも快適に過ごしてもらえるようなつもりで、ひと箱ひと箱仕上げていきます🏠🌻


5. 冷蔵車・市場施設との連携❄️

花は温度変化に敏感な生き物です。

  • 高温が続くと、到着前に咲ききってしまう

  • 逆に極端な低温もストレスになる

そこで、出荷の際には冷蔵車(保冷車)や市場施設の温度管理とも連携しながら、
なるべく花にとって負担が少ないように輸送します。

  • 真夏日は、夜間や早朝の出荷に切り替える

  • 市場の冷蔵施設に入るまでの時間をできるだけ短くする

など、スムーズなバトンパスができるようにスケジュールを組んでいきます⏰

花は、農家だけでは完結しません。
運送業者さん・市場職員さん・卸・花屋さん——
多くの人たちが関わって、ようやくお客様のもとへ届きます。

私たちが丁寧に育て、出荷した花を、
次のバトンランナーにしっかり渡すこと。
それが出荷現場の使命です🏃‍♂️💐


6. 夏ならではの“リスク管理”と工夫🌞💦

菊とひまわりを夏に向けて出荷するうえで、
避けて通れないのが高温・日差し・湿度との戦いです。

  • トラックの積み込みを直射日光の少ない時間に行う

  • 圃場から作業場への移動も、できるだけ短時間で

  • 作業場の換気・遮光ネットなどで温度を下げる

など、人にも花にも優しい環境づくりを意識しています。

また、突然の雷雨・豪雨などによる交通状況の乱れも、夏場は大きなリスクです⚡🚗

  • 余裕を持った出荷時間を設定する

  • 複数ルートを想定しておく

  • 市場側とこまめに連絡を取り合う

といった対策をしながら、**「いかに予定通りに花を届けるか」**を考え続けています。


7. 市場から聞こえてくる声が、次の栽培へのヒントになる🗣️✨

出荷してしまえば終わり…ではありません。
むしろ、出荷後の市場や花屋さんの声が、次のシーズンの栽培にとって宝物になります。

  • 「今回のひまわり、茎がしっかりしていて活けやすかったよ」

  • 「この菊、花持ちが良いってお客様に好評だったよ」

  • 「もう少しだけ丈があると、アレンジに使いやすいんだよね」

そんな声を聞くたびに、

「来年はもう少し肥料のタイミングを変えてみよう」
「この品種は市場評価が高いから作付けを増やそう」

といった改善のアイデアが生まれます💡

栽培と出荷は別の仕事のように見えて、
実は一本の線でつながっています。

その線の先にいるのが、
花束を買ってくださるお客様、
贈り物を選ぶ方、
仏前に静かに手を合わせるご家族。

その方たちの表情まで想像しながら、
私たちは圃場に立ち続けています🌿


8. 「花のある暮らし」を、もっと身近に🌻🌼

花の出荷現場からの視点でお話してきましたが、
私たちが一番嬉しいのは、
**「花ってやっぱりいいね」**という、何気ない一言です。

  • リビングにひまわりを一輪飾って、夏気分を楽しむ🌻

  • お盆に菊を手向けて、家族を想う時間を持つ🌼

  • 誰かの誕生日に、小さな花束をそっと渡す🎁

そんな一つひとつのシーンの裏側に、
私たちの畑やハウスで揺れる花たちがいる——
そう思っていただけたら、花農家冥利に尽きます😊


まとめ:畑からあなたの手元まで、バトンはつながっている🏃‍♀️💐

  • 半歩早い収穫タイミング⏳

  • 水揚げ・選別・束ね・箱詰め💧📦

  • 冷蔵車と市場施設との連携❄️

  • 夏ならではのリスクとの戦い🌞💦

  • 市場の声を活かした次のシーズンづくり🔁

こうした一連の流れを経て、
菊やひまわりは、あなたの暮らしの中へと旅立っていきます。

一輪の花のうしろには、
たくさんの人の手と想いがバトンのようにつながっている——。

このブログが、
あなたと花との距離を、ほんの少しでも近づけるきっかけになれば嬉しいです🌻🌼

今年の夏も、どうかそれぞれの場所で、
花と一緒に笑顔が咲きますように😊✨