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月別アーカイブ: 2025年11月

solareNEWS~「菊とひまわりが、お客様の笑顔になるまで」~

みなさんこんにちは!

株式会社solare、更新担当の中西です!

 

 

~「菊とひまわりが、お客様の笑顔になるまで」~

 

 

1. 収穫のタイミングは“半歩早く”⏳

まずは、収穫のタイミング。

  • 菊:花びらが開き始め、花の形がはっきり見え始めた頃

  • ひまわり:中心部(ディスク)がしっかりしていて、外側の花びらがきれいに開いた頃

が、一つの目安です。

しかし、ここで大事なのが、
**「今きれい」ではなく「お客様の手に届く頃にきれい」**であること。

市場までトラックで運ばれ、
セリや取引を経て卸・花屋さんの冷蔵庫へ。
そこから花束やアレンジメントになり、
お客様の元へ届くまでに、どうしても数日間のタイムラグが生まれます。

だから私たちは、

「今日の気温と輸送時間を考えると、このくらいの固さで切ろう」

と、毎日コンディションを見ながら判断しています👀


2. 収穫後すぐに行う“水揚げ”の大切さ💧

収穫したての花は、人間でいえば「スポーツの試合直後」のような状態。
エネルギーを使い切って、少し疲れているんです💦

そこで欠かせないのが、水揚げ(吸水作業)

  • すぐに茎を斜めにカットして、新しい切り口をつくる✂️

  • きれいな水にしっかりつけて、花が十分に水分を吸いやすい状態にする💧

  • 必要に応じて、専用の切り花栄養剤や殺菌剤を使う

などして、輸送に耐えられる体力をつけてもらうイメージでケアをします。

この水揚げを丁寧に行うかどうかで、

  • お店に並んでからの日持ち

  • 花びらのシャキッと感

  • 萎れやすさ

が大きく変わってきます。
ここは「プロとして一番気を遣う部分」と言っても過言ではありません🔥


3. 選別・束ね作業は、目と手の勝負👀✋

水揚げを経て落ち着いたら、
次は選別(選花)と束ね作業です。

✔ 規格ごとの選別

  • 長さ(◯cm以上など)

  • 茎の太さ

  • 花の大きさ・咲き具合

  • 病害虫や傷の有無

などを見ながら、一本一本チェックしていきます。

菊もひまわりも、同じ畑・ハウスから採れたものでも、一本ごとに個性があります。
その中から、「市場規格に合う花」「高品質として出せる花」を見極めるのが、私たちの目利きの仕事です👀✨

✔ 束ね作業で“商品”になる

選別した花は、5本・10本など決められた本数ごとに束ねます。

  • 花の向き

  • 長さの揃え方

  • 茎の重なり

を意識しながら束ねていくと、
一本一本の花が、「商品」としての顔を持ちはじめます

ここで雑に扱ってしまうと、

  • 茎が折れる

  • 花びらが傷つく

  • 見た目が不揃いで扱いにくい

といったことが起こり、
市場や花屋さんにとっても扱いにくい商品になってしまいます💦

だからこそ、スピードと丁寧さの両立が求められる、緊張感のある工程です。


4. 梱包・箱詰めは“長旅の準備”📦🚚

束ねた花は、いよいよ箱詰めです。
ここでは、

  • 箱のサイズ

  • 段ボールの強度

  • 中で花が動かないようにする工夫

などがポイントになります。

箱の中で花がガタガタ動いてしまうと、
到着したときには花びらが傷だらけ…なんてことにもなりかねません😢

そこで、

  • 茎の太さ・長さにあわせて束の本数を調整する

  • クッション材や新聞紙などで隙間を埋める

  • 詰め込みすぎず、スカスカにもならない“ちょうどいい”状態を目指す

といった細かな工夫をしています。

私たちから見れば、箱は**「花のための小さな部屋」**。
長旅でも快適に過ごしてもらえるようなつもりで、ひと箱ひと箱仕上げていきます🏠🌻


5. 冷蔵車・市場施設との連携❄️

花は温度変化に敏感な生き物です。

  • 高温が続くと、到着前に咲ききってしまう

  • 逆に極端な低温もストレスになる

そこで、出荷の際には冷蔵車(保冷車)や市場施設の温度管理とも連携しながら、
なるべく花にとって負担が少ないように輸送します。

  • 真夏日は、夜間や早朝の出荷に切り替える

  • 市場の冷蔵施設に入るまでの時間をできるだけ短くする

など、スムーズなバトンパスができるようにスケジュールを組んでいきます⏰

花は、農家だけでは完結しません。
運送業者さん・市場職員さん・卸・花屋さん——
多くの人たちが関わって、ようやくお客様のもとへ届きます。

私たちが丁寧に育て、出荷した花を、
次のバトンランナーにしっかり渡すこと。
それが出荷現場の使命です🏃‍♂️💐


6. 夏ならではの“リスク管理”と工夫🌞💦

菊とひまわりを夏に向けて出荷するうえで、
避けて通れないのが高温・日差し・湿度との戦いです。

  • トラックの積み込みを直射日光の少ない時間に行う

  • 圃場から作業場への移動も、できるだけ短時間で

  • 作業場の換気・遮光ネットなどで温度を下げる

など、人にも花にも優しい環境づくりを意識しています。

また、突然の雷雨・豪雨などによる交通状況の乱れも、夏場は大きなリスクです⚡🚗

  • 余裕を持った出荷時間を設定する

  • 複数ルートを想定しておく

  • 市場側とこまめに連絡を取り合う

といった対策をしながら、**「いかに予定通りに花を届けるか」**を考え続けています。


7. 市場から聞こえてくる声が、次の栽培へのヒントになる🗣️✨

出荷してしまえば終わり…ではありません。
むしろ、出荷後の市場や花屋さんの声が、次のシーズンの栽培にとって宝物になります。

  • 「今回のひまわり、茎がしっかりしていて活けやすかったよ」

  • 「この菊、花持ちが良いってお客様に好評だったよ」

  • 「もう少しだけ丈があると、アレンジに使いやすいんだよね」

そんな声を聞くたびに、

「来年はもう少し肥料のタイミングを変えてみよう」
「この品種は市場評価が高いから作付けを増やそう」

といった改善のアイデアが生まれます💡

栽培と出荷は別の仕事のように見えて、
実は一本の線でつながっています。

その線の先にいるのが、
花束を買ってくださるお客様、
贈り物を選ぶ方、
仏前に静かに手を合わせるご家族。

その方たちの表情まで想像しながら、
私たちは圃場に立ち続けています🌿


8. 「花のある暮らし」を、もっと身近に🌻🌼

花の出荷現場からの視点でお話してきましたが、
私たちが一番嬉しいのは、
**「花ってやっぱりいいね」**という、何気ない一言です。

  • リビングにひまわりを一輪飾って、夏気分を楽しむ🌻

  • お盆に菊を手向けて、家族を想う時間を持つ🌼

  • 誰かの誕生日に、小さな花束をそっと渡す🎁

そんな一つひとつのシーンの裏側に、
私たちの畑やハウスで揺れる花たちがいる——
そう思っていただけたら、花農家冥利に尽きます😊


まとめ:畑からあなたの手元まで、バトンはつながっている🏃‍♀️💐

  • 半歩早い収穫タイミング⏳

  • 水揚げ・選別・束ね・箱詰め💧📦

  • 冷蔵車と市場施設との連携❄️

  • 夏ならではのリスクとの戦い🌞💦

  • 市場の声を活かした次のシーズンづくり🔁

こうした一連の流れを経て、
菊やひまわりは、あなたの暮らしの中へと旅立っていきます。

一輪の花のうしろには、
たくさんの人の手と想いがバトンのようにつながっている——。

このブログが、
あなたと花との距離を、ほんの少しでも近づけるきっかけになれば嬉しいです🌻🌼

今年の夏も、どうかそれぞれの場所で、
花と一緒に笑顔が咲きますように😊✨

 

solareNEWS~「土の中から、夏の笑顔を育てる」~

 

株式会社solare、更新担当の中西です!

 

 

~「土の中から、夏の笑顔を育てる」~

 

 

みなさんこんにちは😊
私たちは、夏にかけて菊とひまわりの栽培・出荷を行っている花農家です🌿
今日は、「きれいだね」と手に取ってもらえる一輪が、どんな道のりを経てあなたの元へ届いているのか——
その舞台裏を、少しだけ覗いてみていただけたら嬉しいです👀✨


1. 夏の主役は「菊」と「ひまわり」🌻🌼

夏に向けて私たちのハウスや圃場がにぎやかになってくるのが、
仏花として欠かせない菊と、ギフトや花束の主役になるひまわりです。

  • 菊:お盆・お彼岸・法要などで欠かせない花。仏花だけでなく、切り花としても根強い人気。

  • ひまわり:元気なビタミンカラーで、夏の贈り物や開店祝い、イベント装飾の定番。

同じ「夏の花」でも、
求められる用途やお届けするタイミング、**お客様のイメージする“ベストな姿”**が少しずつ違うんです💡

たとえば…

  • 菊は「日持ち」「花の締まり」「色の落ち着き」が大事。

  • ひまわりは「元気な大輪」「花びらの張り」「茎の強さ」がポイント。

その違いを意識しながら、品種選び・栽培管理・出荷タイミングを変えていくのが、夏前の大事な仕事なんです🌱


2. 土づくりは“仕込みの仕込み”🔁

きれいな花を咲かせるには、
目に見える部分だけでなく、**見えない「根っこ」と「土」**の状態がすべての土台になります。

✔ 土の状態をリセットする

連作すると、どうしても土が疲れてきます。
そこで、

  • 堆肥をしっかり入れて有機質を補う

  • pH(土の酸度)のバランスをチェック

  • 必要に応じて石灰・肥料を調整

など、花を植える前の準備に時間をかけます⏳

花は動けないぶん、
「最初にどんな環境を用意してあげられるか」でほぼ勝負が決まります。

✔ 菊とひまわりで変える土づくり

  • 菊:茎がしっかり立ち、花が詰まった良い姿になるよう、肥料はやや控えめ+バランス重視。

  • ひまわり:大きく力強く育ってほしいので、生育初期にしっかりと栄養を効かせる。

同じ畑でも、花によって“レシピ”を変える感覚で土づくりをしています🍽️🌱


3. 苗の管理は「赤ちゃんのお世話」と同じ👶🌱

苗の時期は、花にとっていわば「幼少期」。
ここで無理をさせすぎると、後で背が伸びすぎたり、弱々しい茎になってしまいます。

  • 水をあげすぎない

  • 風通しを大事にする

  • 気温が急に上がりすぎないようハウスの換気をこまめに

など、毎日顔色を確認するように苗を見て回ります

「今日はちょっと葉の色が薄いな…」
「この列だけ伸びが早すぎるぞ?」

そんな小さな変化に気づけるかどうかで、
出荷の頃の姿がガラッと変わってしまうからです😌


4. 夏に向けた“時間との戦い”⏰

菊もひまわりも、咲いてほしい日にちから逆算して栽培スケジュールを組みます。

  • 菊:お盆・お彼岸に合わせて「その期間に一番きれいな状態」になるよう調整。

  • ひまわり:夏イベントやギフト需要が高まる時期に合わせて出荷。

そこで重要になるのが、

  • 定植(植え付け)のタイミング

  • 温度管理と日長(光の時間)のコントロール

  • 摘心・摘芽などの作業タイミング

です。

ちょっとでもタイミングを誤ると、

  • お盆前に咲ききってしまう

  • ひまわりが欲しい週に、まだつぼみが固い

といったことも起こりえます💦

花は「あとからスケジュール変更」ができないので、
1〜2ヶ月先を常にイメージしながら、日々の作業を決めていくことが求められます。


5. 菊とひまわり、それぞれの“手のかけ方”✂️

🌼 菊の場合

菊は脇芽がよく出るので、

  • 一本立ちにするのか

  • スプレー菊のように複数輪を咲かせるのか

など仕立て方によって作業内容が大きく変わります。

  • 余分なつぼみを間引く

  • 背丈を見ながら支柱やネットで倒伏を防ぐ

  • 花の締まりをよくするための水分コントロール

など、手間はかかりますが、
お盆の時期に“ピシッ”と並ぶ菊の姿を想像しながら、一つひとつ丁寧に仕上げていきます👨‍🌾

🌻 ひまわりの場合

ひまわりは太陽の方向を追うように伸びていく、力強い花🌞

  • 茎を太く、まっすぐに育てる

  • 花の向きや大きさを揃える

  • 倒れないよう風対策をする

などを意識しながら育てていきます。

品種によっては、

  • 小ぶりでブーケ向き

  • 大輪でインパクト重視

  • 花粉が少なく室内向き

など特性が違うため、お客様の用途に合わせて畑の比率も変えていきます📊


6. 「出荷前夜」は小さな検品工場🏭✨

いよいよ出荷のタイミングが近づくと、
ハウスや畑は一気に慌ただしくなります。

  • つぼみの固さ

  • 花びらの傷・変色

  • 茎の長さ・太さ

  • 葉の状態

を一本一本チェックしながら、
箱に入れられる“商品”として最終仕上げをしていきます。

ここで、

  • 少しでも状態が悪いもの

  • 規格に合わない長さのもの

は、出荷から外します。

もったいないと感じることもありますが、
市場や花屋さんの信頼は、一本一本の品質の積み重ね

だからこそ、あえて厳しく“ふるいにかける”ことも、私たちの大事な役目です💪


7. トラックに乗せた瞬間が、少しだけ寂しく、そして誇らしい🚚

検品を終えた菊やひまわりを、
水揚げ・束ね作業・箱詰めをして、いよいよ出荷です📦

トラックに積み込む瞬間、
いつも少しだけ胸がキュッとします。

  • 暑い日も寒い日も、一緒に見守ってきた花たち

  • 風で倒れそうになったときに、慌てて支えたあの日

  • 雨続きで生育が心配だった時期

そんな日々のことを思い出しながら、
「どうか無事に届きますように」
「きれいだねって、誰かが笑ってくれますように」

そんな想いでトラックを見送ります👋🌻


8. まとめ:一輪の花のうしろには、たくさんの“手と想い”がある💐

お店で何気なく手に取る一輪の菊やひまわり。
そのうしろには、

  • 土づくり

  • 苗の管理

  • 日々の天気との付き合い

  • 出荷タイミングとの綱引き

といった、目に見えない数えきれない工程があります。

私たち花農家は、
「完璧な花」を作ることは難しいと分かりつつも、
毎年、毎シーズン、少しでも良い姿で送り出せるように工夫を続けています✨

このブログを読んでくださったあなたが、
次に花屋さんやスーパーで菊・ひまわりを見かけたとき、
少しだけ私たちのことを思い出してくれたら嬉しいです😊

今年の夏も、
あなたの暮らしのどこかに、
私たちの育てた一輪がそっと彩りを添えられますように――🌻🌼