株式会社solare、更新担当の中西です!
~「土の中から、夏の笑顔を育てる」~
みなさんこんにちは😊
私たちは、夏にかけて菊とひまわりの栽培・出荷を行っている花農家です🌿
今日は、「きれいだね」と手に取ってもらえる一輪が、どんな道のりを経てあなたの元へ届いているのか——
その舞台裏を、少しだけ覗いてみていただけたら嬉しいです👀✨
目次
夏に向けて私たちのハウスや圃場がにぎやかになってくるのが、
仏花として欠かせない菊と、ギフトや花束の主役になるひまわりです。
菊:お盆・お彼岸・法要などで欠かせない花。仏花だけでなく、切り花としても根強い人気。
ひまわり:元気なビタミンカラーで、夏の贈り物や開店祝い、イベント装飾の定番。
同じ「夏の花」でも、
求められる用途やお届けするタイミング、**お客様のイメージする“ベストな姿”**が少しずつ違うんです💡
たとえば…
菊は「日持ち」「花の締まり」「色の落ち着き」が大事。
ひまわりは「元気な大輪」「花びらの張り」「茎の強さ」がポイント。
その違いを意識しながら、品種選び・栽培管理・出荷タイミングを変えていくのが、夏前の大事な仕事なんです🌱
きれいな花を咲かせるには、
目に見える部分だけでなく、**見えない「根っこ」と「土」**の状態がすべての土台になります。
連作すると、どうしても土が疲れてきます。
そこで、
堆肥をしっかり入れて有機質を補う
pH(土の酸度)のバランスをチェック
必要に応じて石灰・肥料を調整
など、花を植える前の準備に時間をかけます⏳
花は動けないぶん、
「最初にどんな環境を用意してあげられるか」でほぼ勝負が決まります。
菊:茎がしっかり立ち、花が詰まった良い姿になるよう、肥料はやや控えめ+バランス重視。
ひまわり:大きく力強く育ってほしいので、生育初期にしっかりと栄養を効かせる。
同じ畑でも、花によって“レシピ”を変える感覚で土づくりをしています🍽️🌱
苗の時期は、花にとっていわば「幼少期」。
ここで無理をさせすぎると、後で背が伸びすぎたり、弱々しい茎になってしまいます。
水をあげすぎない
風通しを大事にする
気温が急に上がりすぎないようハウスの換気をこまめに
など、毎日顔色を確認するように苗を見て回ります。
「今日はちょっと葉の色が薄いな…」
「この列だけ伸びが早すぎるぞ?」
そんな小さな変化に気づけるかどうかで、
出荷の頃の姿がガラッと変わってしまうからです😌
菊もひまわりも、咲いてほしい日にちから逆算して栽培スケジュールを組みます。
菊:お盆・お彼岸に合わせて「その期間に一番きれいな状態」になるよう調整。
ひまわり:夏イベントやギフト需要が高まる時期に合わせて出荷。
そこで重要になるのが、
定植(植え付け)のタイミング
温度管理と日長(光の時間)のコントロール
摘心・摘芽などの作業タイミング
です。
ちょっとでもタイミングを誤ると、
お盆前に咲ききってしまう
ひまわりが欲しい週に、まだつぼみが固い
といったことも起こりえます💦
花は「あとからスケジュール変更」ができないので、
1〜2ヶ月先を常にイメージしながら、日々の作業を決めていくことが求められます。
菊は脇芽がよく出るので、
一本立ちにするのか
スプレー菊のように複数輪を咲かせるのか
など仕立て方によって作業内容が大きく変わります。
余分なつぼみを間引く
背丈を見ながら支柱やネットで倒伏を防ぐ
花の締まりをよくするための水分コントロール
など、手間はかかりますが、
お盆の時期に“ピシッ”と並ぶ菊の姿を想像しながら、一つひとつ丁寧に仕上げていきます👨🌾
ひまわりは太陽の方向を追うように伸びていく、力強い花🌞
茎を太く、まっすぐに育てる
花の向きや大きさを揃える
倒れないよう風対策をする
などを意識しながら育てていきます。
品種によっては、
小ぶりでブーケ向き
大輪でインパクト重視
花粉が少なく室内向き
など特性が違うため、お客様の用途に合わせて畑の比率も変えていきます📊
いよいよ出荷のタイミングが近づくと、
ハウスや畑は一気に慌ただしくなります。
つぼみの固さ
花びらの傷・変色
茎の長さ・太さ
葉の状態
を一本一本チェックしながら、
箱に入れられる“商品”として最終仕上げをしていきます。
ここで、
少しでも状態が悪いもの
規格に合わない長さのもの
は、出荷から外します。
もったいないと感じることもありますが、
市場や花屋さんの信頼は、一本一本の品質の積み重ね。
だからこそ、あえて厳しく“ふるいにかける”ことも、私たちの大事な役目です💪
検品を終えた菊やひまわりを、
水揚げ・束ね作業・箱詰めをして、いよいよ出荷です📦
トラックに積み込む瞬間、
いつも少しだけ胸がキュッとします。
暑い日も寒い日も、一緒に見守ってきた花たち
風で倒れそうになったときに、慌てて支えたあの日
雨続きで生育が心配だった時期
そんな日々のことを思い出しながら、
「どうか無事に届きますように」
「きれいだねって、誰かが笑ってくれますように」
そんな想いでトラックを見送ります👋🌻
お店で何気なく手に取る一輪の菊やひまわり。
そのうしろには、
土づくり
苗の管理
日々の天気との付き合い
出荷タイミングとの綱引き
といった、目に見えない数えきれない工程があります。
私たち花農家は、
「完璧な花」を作ることは難しいと分かりつつも、
毎年、毎シーズン、少しでも良い姿で送り出せるように工夫を続けています✨
このブログを読んでくださったあなたが、
次に花屋さんやスーパーで菊・ひまわりを見かけたとき、
少しだけ私たちのことを思い出してくれたら嬉しいです😊
今年の夏も、
あなたの暮らしのどこかに、
私たちの育てた一輪がそっと彩りを添えられますように――🌻🌼
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